投げ方から見直す

投げ方から見直す

ここを見直すだけで、劇的に変化が生まれる

まず最初にダーツを上手くなりたいと嘆いている人の特徴を分析すると、初心者ならではの悩みは何といっても『得点』に関することだ。どんなゲームにしても始めから高得点をマークして熟練者を圧倒するといった展開など早々にあるわけない。確かにそれなりに分析力と洞察力、状況判断能力といったものが人並み以上に優れていればありえるかもしれないが、ヘビーユーザークラスともいえるゲームを長年行っている人と比べた場合、やはり差は開いているものだ。要するに積み重ねられた経験値の違いがもたらす、『相対的な差』と言っていい。相対的という言葉を使ったのは、これはあくまでその時点での差ということであって、絶対的には程遠い。おそらくそんな絶対という言葉を使うのであれば、やはり人にはない唯一ともいえる能力を持っていることだ。そういった選手は万に一人いるかどうかだ、可能性の問題で考えればそこまで頻繁に出現するような人材ではないため、まずは自分が成長するためには何が足りないのかを考えることから始める。

そうした問題に得点が上がらないは関係している、というのもそもそも初心者の大半はプロ視点から言わせれば、正しいフォームで投げれていないという点が挙げられるからだ。ダーツでおかしなことを言うと思っている人もいるかと思うが、この投げ方のフォームさえ改善すれば大半の悩みを解決できると言われているほど、シンプルかつ極めて練習する上で長い時間を掛けてじっくりと身に染みこませなければならないものでもある。

ダーツが上達するコツとして、まず始めに『投げ方』をキーワードに、どうしたら得点を稼げるようになるのかを考察してみよう。

基本的な投げ方として

ダーツを投げる時は勿論指で持って投げることになるが、ダーツを持つ時にどう持っているかを考えてもらいたい。意識的にしろ、無意識的にしろ、大半の人がどちらかの持ち方に傾倒していると言われている。持ち手であるバレル部分を持つとき、『グリップ』と呼ばれる持ち方の代表的な例として、

・3フィンガー・グリップ:
親指・人差し指・中指でバレルを握る
・4フィンガー・グリップ:
親指・人差し指・中指・薬指でバレルを握る

この2つに分かれている。

ここで一つ議論されていることがあるという、どちらの持ち方がいいかということだが、結論からすると答えなんて無いから好きなほう、持ちやすい方で良いということ。ここで誰かの意見にとらわれることなく、自分の持ち方に出来るかどうかがポイントだ、他人の意見に流されやすい人もいるかと思う、ただ自分がうまくなりたいと考えているならあくまで参考程度に留めて話半分にしておこう。結局自分が楽しくプレイできている、これが根幹になければダーツも満足に楽しめない。

自分にあったスタンスを見つける

次に投げ方のポイントとして紹介すると、『スタンス』というスロウラインから的を狙っている際のフォームについてだ。スタンスと呼ばれるダーツを投擲する際に用いられるスタイルは全部で3つ有り、『オープンスタンス』・『スタンダードスタンス』・『クローズドスタンス』とそれぞれある。

どれが自分に適しているかはそれぞれ試してみないと分からないが、それぞれのスタンスには勿論何かしらのメリットがあれば、デメリットもあるため、そうした点も含めて考察して行くと、次のようなものがそれぞれに挙げられる。

オープンスタンスの特徴

オープンスタンスのメリット
・ダーツボードを真正面から見られるため、狙いがかけやすい
オープンスタンスのデメリット
・狙いを掛けるのはいいが、狙いをつけて投げるのが逆に難しいスタイル
・リリースポイントが遠い

クローズドスタンスの特徴

クローズドスタンスのメリット
・狙いたいところにダーツが行きやすい
・リリースポイントがダーツボードに近い
クローズドスタンスのデメリット
・狙いが定めにくい
・投げる姿勢が窮屈になる

スタンダードスタンスの特徴

スタンダードスタンスのメリット
・クローズドスタンスよりも、狙いを定めやすい
・オープンスタンスよりもスムーズに投げやすい
スタンダードスタンスのデメリット
・オープンスタンスよりも若干狙いが定めにくい
・クローズドスタンスと比べると、リリースポイントがすこし後になる

総括すると

以上が現行のダーツ業界で利用されている投げるときのフォームとなっているわけだが、見て分かるとおり名前だけで一番普及しているのは『スタンダードスタンス』が無難だということだ。ただこのスタンダードスタンスでは何かが違うという人もいる、そういうときにはクローズドスタンス、もしくはオープンスタンスのどちらかのフォームも試して見る必要がある。どれが自分に適しているか、それは投げ方においても分からないからだ。

そのため、単純にダーツを持つに際してもバレルの持ち方だけでなく、ダーツを投げる上でスロウラインから的をめがけてどうすれば一番自分の思ったところに届くかを研究し続ける必要がある。初心者であればスタンダードスタンスから始めれば無難に得点を最低限積み重ねて行くことも出来るだろうが、投げ方1つとっても人それぞれの癖が出てくるものだ。そうした点をキチンと理解した上で、自分にはどんな投げ方が一番合っているのか考え続ける必要がある。