ソフトダーツとは

ソフトダーツとは

安全を優先したダーツ

こうして話を進めていると、老若男女楽しめる国民的スポーツと言われているがそうは考えていない人もいる。傍から見ればそれほど危険度の強い遊びではないだろうと考えている人もいるが、そうは考えていない人もいる。それは筆者もそうだ、ダーツをする上で気をつけなくては無くてはならない、最大の注意点がティップ部分が人に当たらないことだ。プロの試合で使用されているティップは金属、つまり人に致命傷こそ与えないが、当たりどころが悪ければ最悪傷が長い間残るかもしれないほどのものだ。そんな危ないものを子供に持たせて遊ばせているほうがおかしいと考える人もいるだろう、大人にしても使い方を乱用すると笑い話ではすまない展開になるため、使用上の注意はよく読まなければならない。

ただダーツが世界中に広まる中で、誰もが当たり前のようにプレイしたことがあるダーツを、自分達は危ないからという一言で出来なかったと、そんな言葉を口々に愚痴として吐き出す人もいるかもしれない。そうした言葉が多くなってきたころに、アメリカで考え出されたのがダーツとして、少しばかり異なる姿を手に入れたダーツがある、それがここで紹介する『ソフトダーツ』の事を指している。

このソフトダーツについての違いとして挙げられる点はいくつかあるが、そうした点についても紹介しつつ、ソフトダーツなるものについて話をしていこう。

刺さらなくても点数になる

まず最初の違いとして、ゲーム展開において投擲する矢がボードに『刺さらなくても点数が入る』という点だ。これはハードダーツ、つまりプロの公式試合においても利用されているダーツの種類だが、ソフトダーツにおいては先端部分となるティップが『プラスチック製』であるということだ。そのため通常のハードボードでは刺さる事はあったとしても完璧ではない。そうなると点数として加算されないことがほとんどはないだろうかと、ハードよりもソフトの方がシビアなルールなのかと驚かれても困るため、先に種明かしをしておくとハードダーツとソフトダーツではそもそもゲームに使用するボードそのものも異なっている。

ソフトダーツではハードダーツよりも直径で5cmほど大きく、初心者でも当てやすい大きさになっている。プラスチック製となっているため安全面でも期待されているのがこのソフトダーツとなっているが、何より大きいのは刺さらなくても得点が入る機械が搭載されていることだ。ハードの場合はボードにキチンと刺さらなければ得点は無しとなり、ソフトの場合は例えボードに刺さらなくても目当ての場所にあたってセンサーが感知すれば、得点として認められる。

他にもこんなところで違いがある

こうしてまとめてみると色々と細かいところで違いを見せているソフトダーツだが、素人目線からすれば大した点ではないだろうと思っている人もいるだろう。実際にダーツをしたことがある人なら、結構細かいところで違いを出しているが、さすがにすべてを紹介していると時間も足りないためここからは簡単に話をしていこうと思うが、まずは先ほどの違いも含めてソフトダーツとハードダーツとの違いについては簡単に表としてまとめてみる。

※以下、表でお願いします。

 ハードダーツ ソフトダーツ

ティップ 金属製 プラスチック製

ボードの大きさ 約34cm 約39cm

スロウラインとボードまでの距離 237cm 244cm

大まかに、そして一番顕著ともいえる違いは何といってもこの3つだ。ティップの種類とボードの大きさについては先述で紹介したっが、他にも『スロウライン』という、ラインから的までの距離が違うということだ。金属性のダーツを使用する場合には約237cmに対して、ソフトダーツについては244cmという後者の方が距離的に開きがあるという点だ。こうした点に基づいてこうした違いを認識すると、よりダーツの面白さに嵌ることが出来るので、その点についても熟知しておくといいだろう。

普及するきっかけになったのがソフトダーツから

ソフトダーツと呼ばれるものが当然のように存在しているということは、勿論その流れなどに意味が存在している。というのも、世界的にダーツが普及することになったきっかけがソフトダーツ、当時の言い方では『エレクトリックダーツ』と呼ばれていたものが、普及したことによって誕生したことにその発端を興している。言われて考えてみると、確かに最初からハードダーツが受け入れられるほど暴力的な競技が好まれる時代でもなかった。

日本としても金属製の矢を投げあって遊ぶ競技をそのまま国内に浸透させて、事故などを発生させる遠因になってしまったらと考えたらやはり待ったがかけられる。遊びといってもキチンと安全神話とまでは行かなくても構わないが、人となりに害を及ぼさないことが立証されなければ容認することは出来ない。遊びこそ真剣に、そしてルールを適切に守って行っていかなければならなかったからこそ、ソフトダーツのようなプラスチック製のダーツを使用したものが先に世間体としても受け入れられるものとして浸透していったことにも頷ける。